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固定IPアドレスとは?法人で必要な理由と取得方法

固定IPアドレスは、契約期間中ずっと同じIPアドレスを使い続けられる仕組みです。 VPN・サーバ運用・監視カメラ・取引先連携など、外部から自社ネットワークにアクセスする用途で必須となります。

動的IPと固定IPの違い

通常のインターネット接続では、プロバイダから「動的IP」が割り当てられます。これは接続のたびに変わるIPで、Web閲覧やメール送受信には十分ですが、外部から特定のアドレスでアクセスされる用途には使えません。

固定IPは契約者だけに割り当てられた固定のIPアドレスで、サーバの公開・VPN・遠隔監視・取引先のIP許可リスト登録などに利用できます。

法人で固定IPが必要な4つの用途

  • VPN(仮想プライベートネットワーク)

    リモートワーカーから社内ネットワークへ安全に接続するためのVPNサーバを社内に設置する場合、固定IPが必要です。動的IPだとサーバのアドレスが変わるたびに接続設定の更新が必要になります。

  • 社内サーバ・Webサイトのホスティング

    メールサーバ・社内システム・自社Webサイトを自社サーバで運用する場合、外部から常に同じアドレスでアクセスできる固定IPが必須です。

  • 監視カメラ・IoT機器のリモート監視

    店舗・工場・倉庫の監視カメラを外出先からスマホで確認する場合、設置側に固定IPがあると設定がシンプルです。

  • 取引先のIP許可リスト登録

    取引先のシステムにアクセスする際、「特定のIPからのみアクセス許可」というセキュリティポリシーがある場合があります。固定IPがあれば自社からのアクセスを許可リストに登録できます。

必要なIP数の目安

IPの個数は、用途に応じて 1個・4個・8個・16個 から選択できます。 小規模な用途であれば1個で十分ですが、複数サーバの独立運用や取引先要件で追加が必要なケースもあります。

IP数 主な用途 料金相場
1個 VPNサーバ・小規模Webサーバ・監視カメラ 月額 1,000円〜2,500円
4個 メール・Web・DNS の独立運用 月額 2,500円〜4,500円
8個 中規模社内システム・複数Webサイト 月額 4,500円〜8,000円
16個 データセンター利用・大規模システム 月額 8,000円〜15,000円

※料金は事業者・プロバイダにより変動します。回線料金とは別途必要です。

固定IPの取得方法(4ステップ)

  1. STEP 1

    プロバイダで固定IPオプションを選択する

    フレッツ光自体には固定IP機能はなく、プロバイダ側で提供されるオプションを利用します。@nifty Business IPv6固定IP、OCN ビジネスIP-FT、BIGLOBE Business IPv6固定IP などが代表的です。

  2. STEP 2

    IPの個数(1/4/8/16)を決める

    サーバ用途・取引先要件・将来の拡張性を考慮して選びます。最初は1個で運用し、拡張時に追加する事業者もあります。

  3. STEP 3

    ルーターの設定変更

    固定IPアドレスをルーターに設定し、各サーバ機器に内部IPをマッピング(ポートフォワード)します。設定は事業者のサポートで代行可能なケースが多いです。

  4. STEP 4

    DNS設定の登録

    取得した固定IPに対してドメイン(example.com など)を割り当てます。お名前.com・ムームードメインなどのレジストラの管理画面で設定します。

固定IP対応の主なプロバイダ

  • @nifty Business: IPv6固定IPプラン
  • OCN: ビジネスIP-FT
  • BIGLOBE: Business IPv6固定IP
  • So-net for ビジネス: 固定IPサービス
  • USEN NET: 固定IPオプション

いずれもフレッツ光・光コラボの法人プランと組み合わせて利用できます。 詳しい比較は 法人光回線おすすめ比較 をご覧ください。

関連ガイド

固定IP対応プロバイダの比較は

@nifty Business・OCN ビジネスIP-FT・BIGLOBE Business 等の固定IP対応プロバイダと組合せられる法人光回線を比較できます。

よくあるご質問

Q. 固定IPと動的IPの違いは?

A. 動的IPはインターネット接続のたびに違うIPアドレスが割り当てられます。固定IPは契約期間中ずっと同じIPを使い続けられます。動的IPは個人利用なら問題ありませんが、外部から接続する用途には固定IPが必須です。

Q. IPv6でも固定IPは必要ですか?

A. IPv6は事実上無限のアドレス空間を持つため動的でも固定的な動作になりますが、「固定IP」として明示的に保証されているわけではありません。サーバ運用やVPN用途で確実性を求めるなら、IPv6でも固定IPオプションを契約してください。

Q. 固定IPの料金相場は?

A. 1個ブロック(IP1個)で月額 1,000円〜2,500円、4個ブロックで2,500円〜4,500円、8個ブロックで4,500円〜8,000円が一般的な相場です。回線料金とは別途必要です。

Q. 転居時に固定IPは引き継げますか?

A. 同一プロバイダ・同一エリア内であれば、申請により引き継ぎ可能な事業者が多いです。プロバイダ変更・エリア跨ぎの場合は新規取得となります。

Q. 固定IPのセキュリティリスクは?

A. IPが固定されることで攻撃対象として狙われやすくなる側面があります。UTM・ファイアウォール・IDS/IPSの導入、不要ポートの閉鎖、サーバの最小権限運用などのセキュリティ対策が必須です。