結論:光回線マンションなら月額4,000円前後が目安

インターネットの月額が「普通はいくらなのか」を知りたい方へ、結論から言います。光回線マンションなら月額3,500〜4,500円、戸建てなら5,200〜5,700円が2026年時点の相場です。

この金額を大きく超えているなら、不要オプションの解約や回線の乗り換えで月額を下げられる可能性があります。逆に、この範囲内に収まっているなら適正な料金です。無理に安い回線に乗り換える必要はありません。

この記事では、回線タイプ別の相場テーブル、主要12社の具体的な料金一覧、そして「月額に含まれるもの・含まれないもの」の内訳まで整理しています。

回線タイプ別の月額相場テーブル(2026年版)

主要12社の公式料金を元にまとめた相場です。

回線タイプ月額相場(税込)備考
光回線(戸建て・1ギガ)5,200〜5,700円光コラボ(プロバイダ一体型)の場合
光回線(マンション・1ギガ)3,500〜4,500円建物の設備で変動
光回線(10ギガ)5,500〜6,500円戸建て・マンション共通
ホームルーター4,000〜5,500円端末分割払い含む
モバイルWi-Fi3,000〜5,000円データ容量で変動

光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光、BIGLOBE光等)はプロバイダ料込みの一体型プランのため、上の金額がそのまま毎月の支払い額になります。

ポイント

NTTフレッツ光は回線料金とプロバイダ料金が別契約です。光コラボと同じ光ファイバーを使っていますが、プロバイダ料(1,000円前後)が別途かかるため、合計では光コラボより月額1,000円ほど高くなります。現在フレッツ光を使っている方は、光コラボへの「転用」で月額を下げられる可能性があります。

主要12社の月額料金一覧(1ギガ・税込)

「相場はわかったけど、具体的にどの事業者がいくらなのか」を知りたい方のために、主要12社の月額を一覧にしました。すべてproviders.jsonの公式料金データに基づいています。

大手光コラボ6社

事業者戸建てマンション契約縛り・違約金
楽天ひかり5,280円4,180円2年契約あり
GMOとくとくBB光5,390円4,290円縛りなし・0円
BIGLOBE光5,478円4,378円3年(4,100円/3,000円)
ドコモ光5,720円4,400円あり(5,500円/4,180円)
ソフトバンク光5,720円4,180円あり(5,720円/4,180円)
So-net光(M)5,995円4,895円縛りなし

格安光コラボ3社

事業者戸建てマンション契約縛り・違約金
enひかり4,620円3,520円縛りなし・0円
おてがる光4,708円3,608円縛りなし・0円
@スマート光4,730円3,630円縛りなし・0円

独自回線3社

事業者戸建てマンション備考
コミュファ光5,170円4,070円東海エリア限定
NURO光 ※2Gプラン5,500円3,850円1Gプランなし。他社は1G料金
auひかり5,610円4,180円関西・東海の一部除く

格安光コラボ3社はいずれも契約縛り・違約金なしで、戸建て4,600〜4,700円台、マンション3,500〜3,600円台です。大手と比べて月額1,000円ほど安い分、キャッシュバック等の派手なキャンペーンは少ない傾向にあります。

独自回線はNTTとは別の光ファイバーを使うため、提供エリアが限定されます。NURO光は1Gプランがなく、2Gプランのみである点に注意してください。

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「月額」に含まれるもの・含まれないもの

ネット回線の請求額を見て「思ったより高い」と感じる原因の多くは、月額以外の費用が上乗せされていることです。

月額に含まれるもの

  • 回線料金: 光ファイバーの利用料
  • プロバイダ料金: 光コラボは回線料金に含まれる。フレッツ光は別途1,000円前後
  • 基本工事費の分割払い: 「工事費実質無料」の場合、分割払い相当額が毎月割引されて相殺される仕組み

月額に含まれないもの(別途かかるもの)

項目金額目安必須か
Wi-Fiルーターレンタル300〜550円/月自分で購入すれば不要
ひかり電話550円/月固定電話が不要なら不要
セキュリティソフト300〜500円/月無料ソフトで代替可能
リモートサポート500円/月程度初期設定後は不要
各種オプション300〜1,000円/月大半は不要
注意

「月額5,500円のはずなのに7,000円請求されている」という場合、オプション料金が上乗せされている可能性が高いです。契約時に「初月無料」で付けたオプションが、解約を忘れてそのまま課金されているケースが非常に多いです。事業者のマイページで契約中のオプション一覧を必ず確認してください。

「実質月額」と「表示月額」の違い

回線事業者の広告では「実質月額○○円」という表現をよく見かけます。これは月額からキャッシュバックや割引を差し引いた計算上の金額であり、毎月の請求額とは一致しません。

たとえば「月額5,720円・キャッシュバック40,000円・事務手数料3,300円」の場合(36ヶ月で計算):

  • 表示月額(毎月の請求額): 5,720円
  • 実質月額(36ヶ月の総費用 ÷ 36):(5,720円 × 36ヶ月 + 3,300円 − 40,000円)÷ 36 = 約4,815円

実質月額は比較の指標としては有用ですが、キャッシュバックの受け取り条件(申請期限、オプション加入の有無)を満たさないと実現しません。

正直に言うと

実質月額での比較は「キャッシュバックを確実に受け取れる前提」の数字です。申請を忘れると実質月額は一気に跳ね上がります。確実性を重視するなら、表示月額(毎月の請求額)が安い回線を選ぶほうが堅実です。キャッシュバック分は「もらえたらラッキー」程度に考えてください。

キャッシュバックの受け取り条件や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

相場より高いと感じたら — 3つのチェックポイント

上の相場テーブルや料金一覧を見て「今の月額が高い」と感じた方は、以下の3つを順にチェックしてください。

1. 不要オプションを解約する

まず事業者のマイページにログインし、契約中のオプション一覧を確認します。セキュリティソフト、リモートサポート、動画配信サービスなど、契約時に「初月無料」で付けたまま放置しているオプションが見つかることが多いです。これだけで月額500〜2,000円下がるケースもあります。

2. 更新月を確認する

契約に縛り期間がある場合、更新月以外の解約には違約金がかかります。ただし2022年7月の法改正以降、違約金は月額料金1ヶ月分以下に制限されています。更新月が近いなら、そのタイミングで乗り換えを検討するのが費用を抑えるコツです。

3. 自分の状況に合った回線に乗り換える

オプション解約でも改善しない場合は、回線自体の乗り換えを検討します。あなたの状況によって最適な選択肢は変わります。

  • とにかく月額を抑えたい → 格安光コラボ(enひかり等)なら戸建て4,620円、マンション3,520円
  • 縛りなしでバランス重視 → GMOとくとくBB光なら高性能ルーター無料レンタル付き
  • 大手キャリアのスマホを使っている → セット割で家族全員のスマホ代が安くなり、通信費トータルで最安になることが多い

どの回線が合うかは、住居タイプ・利用状況・スマホのキャリアによって異なります。記事末尾の診断ツールで30秒で判定できます。

スマホ代と合わせた「通信費トータル」で考える

ネット回線の月額だけを見て「高い・安い」を判断するのは不十分です。**スマホ代とネット回線代を合わせた「通信費トータル」**で考えるべきです。

セット割ありの場合(例:ドコモユーザー x ドコモ光)

項目月額
ドコモ光(マンション)4,400円
ドコモ スマホ(eximo・1人)7,315円
ドコモ光セット割-1,100円
通信費トータル10,615円

※家族3人以上なら「みんなドコモ割」(-1,100円/台)も適用され、1人あたりのスマホ代がさらに下がります。

セット割なしの場合(例:格安SIM x 月額が安い光コラボ)

項目月額
GMOとくとくBB光(マンション)4,290円
ahamo(20GB)2,970円
通信費トータル約7,260円

格安SIMを使っている場合、セット割がない代わりにスマホ代自体が安いため、通信費トータルではセット割ありのパターンより安くなることが多いです。「ネット代が高い」と感じたら、スマホのプランも含めて通信費全体を見直すのが効果的です。

まとめ

インターネットの月額相場は、光回線マンションなら3,500〜4,500円、戸建てなら5,200〜5,700円です。この相場より1,000円以上高い場合は、不要オプションの解約・更新月での乗り換え・回線の変更で月額を下げられる可能性があります。

料金比較で大切なのは、「実質月額」の派手な数字に惑わされず、毎月の請求額(表示月額)で堅実に比較すること。そしてスマホ代も含めた通信費トータルで判断することです。

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