光コラボは、NTTの光回線を使う各社の契約サービス

光コラボは、NTT東日本・西日本の光アクセス回線を使い、各事業者が料金や付帯サービスを組み合わせて提供するサービスです。 ドコモ光やソフトバンク光などが例です。利用者は、選んだ光コラボ事業者と契約します。

フレッツ光と共通の設備を使っていても、請求先、プロバイダ、接続方式、サポート、解約条件は同じとは限りません。名前だけで安さや速度を決めず、今の契約の総額と必要なサービスを比べましょう。

仕組みとフレッツ光との違い

NTT東日本の説明では、光コラボ事業者が光アクセスサービスと自社サービスを組み合わせ、利用者へ提供する仕組みとされています。

提供関係は「NTT東西 → 光アクセス回線の卸提供 → 光コラボ事業者 → 利用者」です。インターネットへの接続サービスや問い合わせ窓口は、選ぶプランの契約内容を確認します。

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比較項目フレッツ光の直接契約光コラボ
回線サービスの契約先NTT東日本・西日本光コラボ事業者
プロバイダ回線とは別に契約・料金を確認セット契約や選択型など。別契約が必要なメニューにも注意
比較する料金回線+プロバイダ+必要なオプションセット料金に含まれる範囲+必要なオプション
最大速度契約プランと提供設備による契約プランと提供設備による。10Gの提供事業者もある
スマホ割利用するサービスごとに確認対象スマホプラン・付帯条件のあるサービスがある
問い合わせ回線とプロバイダで窓口が分かれる契約先を入口に、内容に応じて担当窓口を確認

一体型の料金にすれば比較しやすくなりますが、必ずフレッツ光より一定額安くなるわけではありません。 セット割を受けるための電話・機器代や、割引終了後の月額も含めて確認します。

同じNTT回線なら速度も同じ?

共通なのは主に光アクセスの設備です。インターネット全体の通信経路やプロバイダの接続方式まで同一とは限りません。

速度を重視する場合は、次の順に確認します。

  1. 自宅の配線方式と契約プラン。VDSL・LAN配線などの制約がないか。
  2. 希望事業者のIPv4 over IPv6サービスと対応ルーター。
  3. 困っている端末を有線接続しても同じ症状が出るか。
  4. 夜間だけか、特定サイトだけか、常時かを分ける。

IPv6対応の表示だけでは、IPv4サイトへの接続経路まで判断できません。詳しくは『IPoEとPPPoEの違い』と『IPv6の確認・設定手順』をご覧ください。

光コラボと独自回線の違い

「独自回線」は、フレッツ光の卸提供とは別のサービス網で提供される回線を指すときに使われる呼び方です。設備の所有・借用の形態は事業者や地域で異なるため、「NTT設備を一切使わない」という意味とは限りません。

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確認項目光コラボ光コラボ以外の回線
住所での対応NTT設備に加え、申込先の提供プランを確認事業者ごとのエリア・建物を確認
契約先を変える手続き転用・事業者変更を使える場合がある新規契約や回線再利用など、対応手続きの確認が必要
速度・混雑接続方式と利用環境による接続方式と利用環境による
費用月額・オプション・特典・解約条件を合算同じ期間・同じ付帯サービスで合算

独自回線なら混雑しない、光コラボなら遅い、という比較はできません。地域の候補は『電力系光回線5社の比較』でも確認できます。

事業者を選ぶときの料金比較

同じスマホ会社との組み合わせでも、家族全員が割引対象とは限りません。次の項目をそろえて比較します。

  • 割引中と終了後の月額。プロバイダ料を含むか。
  • スマホ側の対象プラン、対象回線数、必要な電話・機器の費用。
  • 開通・変更の事務手数料、標準工事費と追加工事費。
  • キャッシュバックの申請・受取条件と、他の割引との併用。
  • 解約する時点の契約解除料、工事費残額、オプションの扱い。

たとえば月額が安いA社でも、必要な機器レンタルと電話を足すとB社より高くなることがあります。初月や特典の最大額だけで決めず、24カ月・36カ月など同じ利用期間で見積もります。

地域の候補は『エリア別の回線情報』、スマホとの組み合わせは『スマホセット割の選び方』をご覧ください。

乗り換え方法は現在の契約で変わる

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現在の契約主な手続き工事・費用の確認
フレッツ光から光コラボ転用同じタイプの引継ぎなら通常は引込工事不要。変更内容による例外あり
光コラボから別の光コラボ事業者変更タイプ変更・移転などを伴うと工事が必要な場合がある
それ以外から光コラボ申込先へ新規・回線再利用の可否を相談現在の設備・事業者・メニューによって異なる

転用はNTT、事業者変更は契約中の光コラボ事業者で承諾番号などの手続きを確認します。NTT東日本は、事業者変更でもタイプ変更や移転を伴う場合は工事が必要なケースがあると案内しています。

別の光サービスとの間でも光回線再利用という手続きがあるため、先に既存回線を撤去せず、申込先へ設備を引き継げるか相談してください。対応可否は事業者とサービスにより異なります。

手続きの順序

  1. 現在の契約名、電話番号、残債、メール等の付帯サービスを確認。
  2. 変更先で提供可否、工事、費用、使える移行手続きを確認。
  3. 必要な承諾番号を取得し、有効期限内に変更先へ申し込む。
  4. 切替日、ルーター設定、通信停止の有無、電話番号の引継ぎを確認。
  5. 切替後、旧プロバイダや独立したオプションの解約要否、機器返却を確認。

転用・事業者変更の前に、引き継ぐ回線を自分で解約しないようにしてください。メールアドレスや独立したオプションまで自動で移行・解約されるとは限りません。

詳しい手順は『転用と事業者変更の違い』『光回線の乗り換えガイド』で説明しています。役割から確認したい場合は『プロバイダとは?』、種類全体の比較は『ネット回線の基礎知識』へ進んでください。