光回線の乗り換えで必要な手続きは、今の契約と乗り換え先の組み合わせで決まります。最初に両方の正式なサービス名を確認すると、承諾番号の取得先や申し込み窓口を選べます。

転用と事業者変更の違いを比較

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現在の契約乗り換え先基本の手続き承諾番号の取得先
フレッツ光光コラボ転用現在の回線を提供するNTT東日本・西日本
光コラボ別の光コラボ事業者変更現在の光コラボ事業者
光コラボフレッツ光事業者変更現在の光コラボ事業者
上記以外の組み合わせ別の光回線など新規申し込み、光回線再利用などを個別確認対象サービスと手続きによる

光コラボとは、NTT東日本・西日本の光回線を使って各事業者が提供するサービスです。詳しくは光コラボとはを参照してください。

転用・事業者変更では既存回線を継続して使える場合があります。ただし、1ギガから10ギガへの変更、回線タイプの変更、引っ越しを伴う場合などは、工事や別の手続きが必要になることがあります。契約変更の手数料や旧契約の解約費用も別途確認してください。

また、回線を継続利用しても、ルーターの設定変更やIPv6 IPoEの切り替えで通信できない時間が発生する可能性があります。「工事がない」と「通信が一度も止まらない」は同じ意味ではありません。

自分の手続きを判定する手順

  1. 契約書やマイページで、現在の正式なサービス名を確認します。
  2. 乗り換え先の正式なサービス名と、希望する速度・回線タイプを確認します。
  3. 上の表で基本の手続きを確認します。
  4. 申し込み先に、移転、電話番号の引き継ぎ、回線タイプ変更の有無を伝えて手続きを確定します。

銀行やカードの請求名義だけでは、回線サービスを判定できないことがあります。回線とプロバイダの合算請求などがあるため、契約内容を確認してください。

別の設備を使う光回線へ移る場合も、新設工事が必須とは限りません。対象サービス間では光回線再利用を使える場合があります。NTT西日本の案内では同一住所での利用が前提で、設備や契約によって再利用できない場合や工事が必要な場合があります。通常の転用・事業者変更とは別の手続きなので、乗り換え先に確認します。

転用の手続き:フレッツ光から光コラボへ

必要なもの

契約者名、設置場所、現在のフレッツ光のお客さまIDや電話番号、支払い情報など、NTT東日本・西日本の取得画面で求められる契約情報を用意します。申し込み時には、現在のプロバイダ名と、利用中の電話・テレビ・オプションも確認しておくと整理しやすくなります。

手順

  1. NTT東日本の転用窓口またはNTT西日本の転用窓口で転用承諾番号を取得します。
  2. 乗り換え先の光コラボへ、転用として申し込みます。
  3. 切り替え予定日、工事・機器交換の有無、接続設定の案内を確認します。
  4. 切り替え後にインターネットや電話などを確認し、不要になる別契約のプロバイダやオプションを整理します。

注意点

転用承諾番号の有効期間は15日間です。申し込み先が必要とする残り日数もあるため、番号を取得したら早めに申し込んでください。期限切れや申込内容の変更がある場合は、取得先と申し込み先へ確認します。

転用によるフレッツ光の契約変更とは別に、プロバイダの解約やコース変更が必要になることがあります。継続するメールアドレスやオプションがある場合は、回線を切り替える前に残し方と料金を確認してください。

事業者変更の手続き:光コラボから別の事業者へ

必要なもの

現在の光コラボの契約情報と、事業者変更承諾番号を用意します。NTT東日本・西日本と直接契約している付加サービスなどがある場合は、別途情報開示への同意が必要になることがあります。申し込み先の案内に沿って確認してください。

手順

  1. 現在の光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を取得します。
  2. 乗り換え先の光コラボ、またはNTT東日本・西日本へ事業者変更として申し込みます。
  3. 切り替え日、機器返却・交換、接続設定、電話やオプションの扱いを確認します。
  4. 切り替え後に通信を確認し、旧契約の最終請求と別契約の整理を行います。

注意点

事業者変更承諾番号の有効期間も15日間です。取得方法や申し込み先の受付条件は、承諾番号の取得方法で確認できます。

事業者変更として引き継ぐ回線については、先に通常の解約を申し込まず、乗り換え先の案内に沿って進めます。切り替えに伴って終了する契約と、別途解約が必要な契約を旧事業者へ確認してください。

フレッツ光へ移る場合は、インターネット接続に利用するプロバイダも用意します。光コラボからフレッツ光への手続きは「事業者変更」であり、通常の転用とは方向が異なります。

切り替え前に確認しておきたい3点

プロバイダとIPv6接続

現在のプロバイダが自動で終了するか、解約やコース変更が必要かを確認します。旧プロバイダ側のIPv6 IPoEの廃止が済むまで、新しい接続を利用できない場合があります。乗り換え先に、利用開始のタイミング、対応ルーター、必要な設定を確認してください。

同じアクセス回線でも実際の速度は接続方式や混雑、宅内環境で変わります。乗り換えによる速度向上は保証されません。IPv6の基礎も参考になります。

番号の有効期限と切り替え予定日

承諾番号を取る前に、必要書類や契約者名義を確認しておきます。番号の有効期限は、工事や切り替えが完了するまでの日数を保証するものではありません。取得後は申し込み先の期限内に申請し、日程が確定するまでは旧契約の終了日を独断で決めないようにします。

電話・テレビ・メール・オプション

サービスごとに、継続できるか、別途申し込みが必要か、終了後に代わりの手段が必要かを確認します。電話番号の引き継ぎには対応サービスや設備などの条件があります。固定電話の双方向番号ポータビリティは2025年1月に対象が拡大しましたが、どの番号でも無条件に引き継げるわけではありません。

スマホとのセット割や特典の条件となるオプションを外すと、割引や特典に影響する場合があります。不要かどうかを単品料金だけで判断せず、変更後の総額で確認してください。

判定できたら申し込み先で条件を確定する

フレッツ光から光コラボなら転用、光コラボから別の光コラボやフレッツ光なら事業者変更が基本です。そのうえで、住所、回線タイプ、電話、プロバイダを確認すると、工事や別契約の手続きを見落としにくくなります。

次は承諾番号の取得方法で番号の準備を進めるか、乗り換えガイドで申し込みから旧契約の整理までの全体像を確認してください。