BIGLOBE光は「auひかりが提供エリア外で、それでもauスマートバリューを維持したい人」のための光コラボです。関西・東海の戸建てや、auひかり設備未導入のマンションが主な対象になります。

ただし3年自動更新の縛りCB 85,000円(10G)の12ヶ月継続条件、解約時の返却キット送料1,430円・未返却6,000円/台という実費があり、無条件で勧められる回線ではありません。

この記事では25社の料金データを基準に、BIGLOBE光の適性・違約金・CB条件・解約時実費を中立的に整理します。2026年5月時点・最新情報は公式で要確認としてお読みください。

BIGLOBE光がおすすめできる人/できない人 — auひかりエリア外の救済策

判断を急ぐ方のために、適性を先に提示します。

ポイント

BIGLOBE光の存在意義は「auひかりが使えないエリアで、auスマートバリューを維持できる」という一点に集約されます。auひかりが使えるエリアの方は、まずauひかりを優先してください。

向いている人

  • au・UQモバイルを家族で使い、auひかり提供エリア外(関西・東海戸建て、auひかり設備未導入マンション)に住んでいる
  • 3年以上同じ住居で使う予定がある(工事費実質無料の恩恵を最大化できる)
  • 高額CBを「自動振込」で確実に受け取りたい(代理店経由は申請不要)

向いていない人

  • ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルユーザー(セット割の対象外)
  • 契約縛りを避けたい人、12ヶ月以内に解約の可能性がある人
  • auひかりが使えるエリアの人(独自回線のauひかりの方が速度・料金とも有利)

auひかりとの選び分けは『auひかりの評判は?7社比較で見えるメリット・デメリット』で整理しています。

正直に言うと

BIGLOBE光は「auひかりの代替策」というポジションが正確な評価です。報酬目的で全員に勧められる回線ではありません。auひかりがエリア内なら、まずそちらを検討してください。エリア外で、かつau/UQ利用者であって初めて優先候補に入ります。

料金プランと3年縛り違約金(戸建4,100円 vs 2年4,620円)

BIGLOBE光の月額料金と契約縛りは、3年プランと2年プランで構造が異なります。

3年プランと2年プランの比較(1ギガ・税込)

項目3年プラン2年プラン
戸建て月額5,478円やや高め
マンション月額4,378円やや高め
戸建て違約金4,100円4,620円
マンション違約金3,000円3,360円
工事費分割36回24回
自動更新3年ごと2年ごと

違約金は3年プランの方が約500円安く、月額も低めに設計されているため、3年以上使う前提なら3年プランが総額で有利です(2年プラン違約金は公式情報、2026年5月時点)。

注意

違約金そのものは月額1ヶ月分以下で乗り換えの致命傷にはなりませんが、注意すべきは「工事費の分割残債」です。3年プランで12ヶ月解約すると、初期費用19,800円のうち約13,200円が残債として一括請求されます。違約金より工事費残債の方が大きくなるケースが多いため、契約期間と利用予定はすり合わせてください。

3年プランの場合、契約満了月(36ヶ月目)の当月・翌月・翌々月の3ヶ月間が「更新月」となり、この期間の解約は違約金が発生しません。工事費・違約金の節約方法全般は『光回線のスマホセット割 完全ガイド』で整理しています。

auスマートバリュー対応の実態 — UQ自宅セット割と同時適用可能か

BIGLOBE光の最大の存在意義が、auスマートバリュー(au)と自宅セット割(UQモバイル)への対応です。どちらも月-1,100円/台(最大10台)の割引を受けられます。

auスマートバリュー適用条件

auスマートバリューの適用条件は次の3点です。

  • BIGLOBE光に「ビッグローブ光電話(月550円)」を同時契約する
  • au/UQ側で「auスマートバリュー」を申請する(My auまたはauショップ)
  • 対象スマホ料金プランに加入している(詳細はau公式で要確認)

家族で使っているau/UQ回線を1契約あたり最大10台まで紐付けでき、月1,100円×台数分が割引されます。家族3人がauユーザーなら月3,300円・年39,600円の節約になり、光電話550円を差し引いても十分元が取れます。

UQモバイル「自宅セット割」との同時適用可否

ここがよくある誤解ポイントです。同一の光回線契約に対して、auスマートバリューと自宅セット割を「同時」適用することはできません。 家族の中でau契約者とUQモバイル契約者が混在している場合、どちらか一方の枠を選ぶ形になります。au利用者が多い家庭ならauスマバリュー、UQ中心なら自宅セット割と、家族構成で選んでください。

関西・東海戸建てでの代替案との比較

関西・東海戸建ての場合、auスマートバリュー対応の選択肢は以下の通りです。

選択肢エリア速度の傾向セット割
eo光関西独自回線で混雑に強いauスマートバリュー対応
コミュファ光東海独自回線で混雑に強いauスマートバリュー対応
BIGLOBE光全国光コラボなので夜間は混みやすい対応

地域内で電力系光が選べる場合、速度面では電力系光(eo光・コミュファ光)が有利です。BIGLOBE光が第一候補になるのは「電力系光が建物に対応していない」「eo光・コミュファ光のエリア外」といったケースです。電力系光のエリア確認は『電力系光のエリア対応マップ』をご覧ください。

CB 85,000円(10G)の12ヶ月継続条件・コース変更の落とし穴

BIGLOBE光のCBは、申込ルートと契約プランで金額が大きく変わります。

CB金額一覧(2026年5月時点)

申込ルート1Gプラン10Gプラン受取方法
公式(クーポンBWS利用)70,000円85,000円12ヶ月目+24ヶ月目の2回振込
公式(通常)40,000円55,000円12ヶ月目に1回
NEXT(代理店)等30,000円50,000円開通翌月に自動振込

公式CBは金額面で代理店CBを上回りますが、受取条件と継続期間の縛りが厳しいのが特徴です。

公式CB 85,000円(10G)の内訳と継続条件

公式CB 85,000円(10G・クーポンBWS入力時)は、12ヶ月目に55,000円・24ヶ月目に30,000円の2回構成です。それぞれの時点で「BIGLOBE光10ギガを継続契約」「BIGLOBEから届くキャッシュバック特典メールから期限内に受取手続き」「解約・名義変更がない」を満たす必要があります。

注意

「12ヶ月以内に1Gへコース変更すると、CB対象外になる」という落とし穴があります。10Gで申し込んだものの、自分のスマホ・ルーター・PCが10G対応でなく速度が活かせなかった場合でも、コース変更すると55,000円のCBを失う可能性が高いです。10Gで申し込むなら最低12ヶ月は10Gのまま使う前提で判断してください。

NEXT等の代理店CBとの比較

代理店CBは金額が公式より控えめですが、申請不要の自動振込という確実性が魅力です。

観点公式CB(85,000円・10G)代理店CB(50,000円・10G)
受取方法申請+メール手続き必要開通翌月に口座へ自動振込
受取時期12ヶ月目+24ヶ月目開通翌月の1回
失効リスクメール見落とし・コース変更で失効申請忘れがない
正直に言うと

公式CBの「12ヶ月後に55,000円受取」は理論上の最大金額ですが、実際の受取率はメール見落とし・期限内手続き失念により高くないと言われています。「メール管理が苦手」という方は、35,000円の差額を捨てる代わりに代理店CBで自動振込にするのが現実的です。CBの仕組みは『[キャッシュバックの罠 — 受け取れない構造](/truth/cashback-trap/)』で詳説しています。

BIGLOBE光の公式キャンペーン詳細はこちら(2026年5月時点・条件は公式要確認)

BIGLOBE光 1Gと10Gの違い・どちらを選ぶか

BIGLOBE光には1ギガ(1G)と10ギガ(10G)の2プランがあります。料金差と速度差、そしてどちらを選ぶべきかの判断基準を整理します。

月額料金比較(税込)

プラン戸建てマンション違約金(3年戸建て)
1ギガ5,478円4,378円4,100円
10ギガ6,270円6,270円4,100円

10Gは戸建て・マンション同額の6,270円で、1G戸建てとの差は月+792円・年+9,504円。CB差額(公式で+15,000円、代理店で+20,000円)を考えると、3年使えば10Gの方が実質負担はやや重くなります。

10Gが意味を持つ条件

10Gプランの真価が発揮されるのは、自宅のルーターが10GbE対応で、PCのLANポートも10GbE対応もしくはWi-Fi 6E/Wi-Fi 7で2.5Gbps以上が出る環境のみです。これらを満たさない場合、10G契約しても実速は1G契約と変わりません。多くの一般家庭では1Gで十分です。

ポイント

「10GのCBが大きいから10Gで申し込もう」と考えるのは危険です。CB差額(35,000円程度)より、月額差額の累計(3年で約28,500円)+ 10G対応機器の買い替え費用(ルーター3〜5万円)の方が大きくなることがあります。10Gは「速度が必要だから選ぶ」のが正解で、CB目的で選ぶプランではありません。なお、10ギガはフレッツ光クロス提供エリア内のみ契約可能です。

解約・返却キット送料1,430円・未返却6,000円の実費

BIGLOBE光を解約する際にかかる実費は、違約金だけではありません。返却キット送料1,430円と、返却遅延時の機器未返却費用6,000円/台が見落とされがちなコストです。

解約時にかかる実費一覧

項目金額発生条件
違約金(3年戸建て)4,100円更新月以外の解約時
違約金(3年マンション)3,000円更新月以外の解約時
工事費残債月割り残額一括36回分割未完了時
返却キット送料1,430円全解約時に発生
機器未返却費用6,000円/台返却遅延・紛失時

返却キット送料1,430円は解約理由を問わず必ず発生します。違約金が0円の更新月解約でも、このコストはかかります。

返却対象は ONU(NTTレンタル品)・ホームゲートウェイ(電話契約時)・Wi-Fiルーター(BIGLOBEレンタル品) の3種類が中心です。

注意

Wi-Fiルーターを6ヶ月無料レンタル後そのまま継続レンタルしていた場合、解約時にも返却対象になります。3台すべて未返却だと最大18,000円の追加コストが発生するため、返却キット到着次第、当日中に返送するのが安全です。

乗り換え先回線の段取りや空白期間ゼロの手順は『光回線の乗り換え完全ガイド』を参考にしてください。

まとめ — BIGLOBE光は「auひかりエリア外のau/UQユーザー」専用の救済策

  • auひかりエリア内のau/UQユーザー: auひかりが優先。BIGLOBE光は出番なし
  • エリア外のau/UQユーザー: BIGLOBE光は第一候補。ただし関西は eo光、東海は コミュファ光が建物対応していればそちらが速度面で有利
  • 3年使う前提: 3年プランが違約金・月額・工事費すべてで有利
  • CB目当て: 公式85,000円(10G)は12ヶ月継続が条件。確実性重視なら代理店CB(自動振込)
  • 解約時実費: 返却キット送料1,430円・未返却時6,000円/台。違約金よりこちらに注意

「報酬の高さ」ではなく「あなたの環境」で選ぶ、というのがこのサイトの基本姿勢です。

正直に言うと

「BIGLOBE光はキャッシュバックが大きい」という売り文句は事実ですが、85,000円を実際に受け取れる人は限定的です。コース変更不可・12ヶ月継続必須・受取手続きメール失念リスクを考えると、堅実に代理店CB(50,000円自動振込)を選ぶ方が満足度は高いケースが多いと感じます。CB金額の最大化ではなく「自分が確実に受け取れる金額」で判断してください。

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