結論:戸建ては2〜4週間、マンションは1〜3週間が目安。事業者変更なら最短5〜10日

光回線の申込から開通までの期間は、新規工事ありの戸建てで2〜4週間、マンションで1〜3週間が一般的な目安です。一方、光コラボ間の乗り換え(事業者変更)や転用は工事不要のため、5〜10日程度で完了するケースが多くあります。

ただしこれはあくまで標準的な目安で、繁忙期(2〜4月の引越シーズン、9〜10月の異動期)は1ヶ月以上待たされることもあります。最新の納期は申込時に公式サポートで必ず確認してください。

ポイント

引越が決まったら、引越日の1.5〜2ヶ月前から申込を始めるのが安全です。早すぎても工事日は後ろにずらせるため、迷ったら早めの申込をおすすめします。

自分の状況がどのパターンかわからない方は「光回線の乗り換え完全ガイド」で全体像を確認してください。

1. 社別・申込から開通までの実態(2026年5月時点)

新規工事が必要な場合の標準的な納期目安です。事業者の公式情報・サポート問い合わせをもとに整理しています。最新は必ず申込前に公式で確認してください。

回線種別戸建て新規マンション新規事業者変更/転用
光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光・GMO光等)約2〜4週間約1〜3週間約5〜10日
auひかり約4〜6週間(戸建て)約2〜3週間該当なし
NURO光約1〜2ヶ月(2回工事のため)約1〜2ヶ月該当なし
ホームルーター(home 5G・SoftBank Air等)申込から最短2〜5日で機器到着同左該当なし
注意

NURO光は「宅内工事」と「屋外工事」の2回工事が必要なため、他社より長めの期間を要します。引越に合わせる場合は特に早めの申込が必要です。

なぜ社によって日数が違うのか

  • 光コラボ各社は同じNTT回線網(NTT東西の光回線)を使うため、工事担当もNTT。納期はほぼ横並びです
  • auひかりは独自回線網を持ち、KDDI系列の工事手配となるため、エリア・時期により幅があります
  • NURO光はSo-net(ソニーネットワーク)独自網。屋内・屋外で工事業者が分かれる仕様で、2回必要

「自分の住所がどの回線種別の方が早いか」はエリア検索ツールである程度の目安が立ちます。

2. 引越時の逆算スケジュール(標準ケース)

「引越日に合わせてネットを開通したい」場合の逆算手順です。閑散期と繁忙期で必要な余裕が大きく違うため、両方を併記します。

引越日が決まったら、即日エリア確認

新居でその回線が使えるかをまず確認します。光コラボはNTTフレッツのエリア確認、auひかり・NURO光・電力系(コミュファ・eo光等)は各社の公式サイトで提供エリアを確認してください。

閑散期は引越1ヶ月前、繁忙期は1.5〜2ヶ月前に申込

2〜4月・9〜10月の繁忙期は工事業者の予約が埋まりやすく、1ヶ月前でも間に合わない可能性があります。確実に当日開通させたい方は早めに動いてください。

工事日が決まったら、引越荷物の搬入を逆算

工事は立ち会いが必要な場合が多く、所要時間は1〜2時間程度。引越当日と工事日を同じにすると慌ただしいため、引越翌日〜数日後の工事も検討してください。

開通までの「ネット空白期間」の代替手段を確保

引越当日からネットが使えない期間が発生する場合、ホームルーター・モバイルWi-Fi・スマホテザリング等で凌ぎます。詳細はセクション5で解説します。

引越時の手続きは光回線の開通だけではありません。チェックリスト全体は「引越しのネット回線手続きチェックリスト」で確認してください。

3. 最短で開通したい場合のポイント

「とにかく早く使いたい」状況では、以下の3つの観点で社を選んでください。

3-1. 工事不要の選択肢を最優先

  • 事業者変更/転用(光コラボ間の乗り換え):5〜10日で完了。NTT工事業者の手配が不要
  • ホームルーター(docomo home 5G・SoftBank Air・WiMAX):機器到着後即日利用可。工事ゼロ

すでに光コラボを利用中で、別の光コラボへの乗り換えを検討している方は「転用と事業者変更の違い」で自分のパターンを確認してください。

3-2. 既存設備(光コンセント)がある物件を選ぶ

新築・築浅マンションや、過去に光回線を使っていた物件は、光コンセントが残っているケースがあります。この場合は機器設置のみで開通でき、工事日数を大きく短縮できます。

用語解説:光コンセント

光ファイバーを引き込むための専用コンセントです。「SC」または「光」と書かれた差込口が壁にある場合、その部屋はすでに光回線が引かれた経験があります。

3-3. 平日工事を選ぶ

土日祝は工事予約が集中し、空き枠が少ない傾向があります。平日に休みを取れる場合は、工事候補日が早く出ることが多いです。土日工事は追加料金(3,300円程度が一般的)が発生する場合があります。最新の追加料金は各社公式で確認してください。

4. 繁忙期の遅延を回避する3つのコツ

引越シーズン(2〜4月・9〜10月)は工事業者の予約が逼迫し、通常2週間で開通できる工事が1ヶ月以上後ろ倒しになることがあります。

正直に言うと

繁忙期は「申込が早かった人勝ち」です。引越が決まった時点でまだ新居が空いていなくても、契約者本人の名義と新住所さえわかれば申込できる社も多くあります。日程は後から確定でも、まず申込枠を確保してください。

4-1. 引越シーズン直前ではなく「決定日」に動く

「3月中旬に引越」と決まった時点(=12月〜1月)に申込を始めれば、繁忙期前の比較的空いている枠を取れます。3月に入ってから申込むと、希望日が4月以降にずれ込むケースが多いです。

4-2. 候補日を複数持っておく

「3月20日のみ希望」だと該当日が埋まっていれば後ろ倒しになります。「3月15日〜25日のいずれか可」のように幅を持たせると、空き枠で確保できる可能性が上がります。

4-3. 繁忙期は「工事不要回線」も並行検討

新規工事に時間がかかると判明した場合、つなぎとしてホームルーター(home 5G等)を一時的に使い、後から光回線に切り替えるハイブリッドも有効です。home 5Gは契約縛りなしで申込み可能なため(最新条件は公式要確認)、引越から1〜2ヶ月だけ使う運用もできます。

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5. 開通までの「ネット空白期間」の代替Wi-Fi

引越当日から光回線開通日まで、ネットなしで過ごすのは現代では現実的ではありません。代替手段を3つ整理します。

5-1. 開通前レンタルWi-Fi(一部の社が提供)

ソフトバンク光・auひかりなど一部の社では、開通までの期間に無料または有料でモバイルWi-Fiをレンタルできる制度があります。

提供元内容(2026年5月時点・最新は公式要確認)
ソフトバンク光開通前レンタルWi-Fi制度あり。条件・期間は公式要確認
auひかりプロバイダ経由でレンタルWi-Fi提供のキャンペーンあり
ドコモ光同種制度なし(home 5Gを別途検討する形)
NURO光NUROモバイルレンタルWi-Fi提供キャンペーン履歴あり(時期による)
注意

レンタルWi-Fiは「申込時に明示的に依頼が必要」な場合が多いです。自動付帯ではないため、開通前に使いたい旨を必ずサポートへ伝えてください。

5-2. ホームルーター(短期つなぎ)

home 5G・SoftBank Air・WiMAXは契約から最短2〜5日で機器が届き、コンセントに挿すだけで使えます。短期解約時の費用や残債は要確認ですが、「2〜3ヶ月のつなぎ」用途として活用する方も増えています。

ホームルーターと光回線の使い分けは『ホームルーターと光回線、実測ではどちらが速い?』で詳しく解説しています。

5-3. スマホのテザリング・大容量プラン

引越後の数日〜1週間程度であれば、スマホのテザリング(楽天モバイル・povo・ahamo等の大容量・無制限プラン)で十分凌げます。月単位の長期では速度・データ容量がネックになるため、2週間以上の空白期間がある場合はホームルーターを優先してください。

6. 開通遅延が発生したときの交渉ポイント

工事日が決まっていたのに「業者の都合で延期」になることがあります。多くは謝罪のうえ最短日程で再調整となりますが、知っておくべきポイントが3つあります。

6-1. 違約金なしで申込キャンセル可能か確認

「予定より1ヶ月以上ずれる」など想定外の遅延の場合、申込自体をキャンセルできる場合があります。各社の契約約款で「事業者起因の遅延」によるキャンセル条項を確認してください。

6-2. 月額料金の起算日

開通遅延した場合、料金の起算日は「申込日」ではなく「実際の開通日」になるのが通常です。万が一申込日からの請求があった場合は、起算日修正をサポートに依頼してください。

6-3. 代替Wi-Fiの追加提供を交渉

すでにレンタルWi-Fiを使っている場合、貸出延長を依頼できることがあります。社により対応はまちまちなので、ダメ元で相談してみてください。

正直に言うと

遅延の主な原因は「NTTの工事予約が埋まっている」ことです。光コラボ各社のサポートに強く言っても、NTT側の枠が空かない限り早まらないのが実情です。「現在の予約枠の中で最短は何日か」を冷静に確認するのが現実的な対応です。

まとめ:早めの申込と代替手段の準備で「空白期間ゼロ」を実現

光回線の開通には、新規工事で2〜4週間(戸建て)、1〜3週間(マンション)が標準的な目安です。事業者変更や転用なら5〜10日で完了します。

引越に合わせる場合は、繁忙期(2〜4月・9〜10月)は1.5〜2ヶ月前から動くのが安全です。万が一遅延が発生しても、ホームルーターやレンタルWi-Fiで空白期間を埋められます。