Zoom・Teamsが固まるときは、自分の送信、相手からの受信、端末やアプリの負荷を分けて確認します。下りが速くても上り不足は起こりますが、上りだけが原因とは限りません。

会議中は音声の確保を優先する

カメラや背景効果を切り、不要な画面共有・クラウド同期を止めて変化を見ます。音声も途切れる場合は、会社が認める予備回線や電話参加へ切り替えます。作業中の資料を保存し、VPNやセキュリティ機能は独断で無効にしないでください。

会議アプリの障害情報も確認します。全参加者で同じ不具合なら、自宅の契約を替える前にサービス側を調べます。

症状から確認箇所を絞る

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症状次に調べること
自分の声や映像だけ相手に届かない上り、同期通信、マイク・カメラ、端末負荷
自分が見る映像だけ止まる下り、相手の送信、アプリ
有線にすると改善するWi-Fiの距離・干渉・設置場所
VPN経由でだけ悪化する会社の管理者へ時刻・症状を連絡
他端末でも同じ時間に悪化する宅内機器、回線、サービスの障害情報

上りは端末から送る方向、下りは受け取る方向です。Web会議は両方を使います。端末が固まって操作もできないなら、CPU・メモリやアプリの状態も確認します。

公式の帯域要件を利用モード別に見る

下表は2026年9月30日に閲覧したデスクトップ版の公式推奨帯域の抜粋です。通信が必ず安定する保証値ではありません。

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サービス・モード上り下り
Zoom 1対1・720p1.2Mbps1.2Mbps
Zoom グループ・720p2.6Mbps1.8Mbps
Zoom 1080p3.8Mbps3.0Mbps
Teams 1対1ビデオ・推奨1.5Mbps1.5Mbps
Teams ビデオ会議・推奨2.5Mbps4Mbps
Teams 会議での画面共有・推奨2.5Mbps2.5Mbps

Teamsは端末ごとの要件です。画質・参加方法・同時通信で必要な余裕が変わります。推奨値を「最低限」と読み替えたり、家庭全体で一律5Mbpsなら十分と判断したりしないでください。画面共有だけと映像付き会議でも使用量は異なります。

上りを測り、有線と比較する

上り測定に対応するサービスを選び、同じ端末・測定先で通常時と問題が出る時間帯を比べます。会議中の速度テスト自体も通信を使うため、会議を終えてから行います。会議後の値が障害発生の瞬間をそのまま示すわけではありません。

当サイトの診断は下りとPingの測定に対応し、上りは測りません。測定先とZoom・Teamsのサーバーも異なるため、数値が良くても会議が正常とは限りません。

  1. 大きな同期やダウンロードを止めて測定します。
  2. Wi-Fiと、ルーターへ有線接続した場合を比較します。
  3. 別端末でも同じ症状があるか確認します。
  4. 日時、上下の値、接続方法、アプリのエラーを記録します。

Wi-Fi・接続方式を見直す条件

有線だけ改善するなら『ルーターの置き場所』を確認します。Wi-Fi 6や7へ交換する前に、距離・遮蔽物・端末の対応を調べてください。規格の世代だけで会議品質を順位付けすることはできません。

有線でも夜だけ悪化し、PPPoEを使っている場合は、事業者にIPv4 over IPv6の対応と適用状態を確認します。IPoEでもすべての混雑を避けられるわけではありません。独自回線と光コラボでは手順が異なるため、『IPoEの仕組み』と契約先の案内を参照します。

相談・乗換の判断

複数端末が有線でも不安定なら、測定記録を回線事業者へ伝えます。一つの端末だけなら端末・アプリの窓口、VPN使用時だけなら会社の管理者へ相談してください。

必要な品質を現環境で確保できないと確認してから、住所・配線・工事費・機器代・月額で回線を比較します。上りが10Mbpsを下回るという理由だけで乗換を決める必要はありません。

『在宅勤務の通信トラブル対策』で予備回線も含めた準備を確認できます。『回線診断』は住居と用途に合う候補を整理する補助に使ってください。